暮らしの学校 心・健康・暮らしの知恵を学ぶカルチャーセンター
岡崎校
安城アンフォーレ校
オンライン校
暮らしの学校Prime
暮らしの学校とは
岡崎校
安城アンフォーレ校
オンライン校
暮らしの学校Prime
暮らしの学校とは

暮らしの学校 - 講座詳細

万葉の昆虫たち
万葉集に学ぶ日本人の心
お申込みの募集は終了しました
講座番号:191-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれた、現存する日本最古の和歌集です。万葉人は自然と共に暮らし、その動植物たちと心を通わせております。今でも裏庭で観察出来る昆虫たちが、歌の中において、多くは譬喩的に擬人化された形で『万葉集』に詠われております。(主資料;『万葉の動物たち』「昆虫類」 宮地 たか著、渓水社)

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
04/12(金)、04/26(金)、05/10(金)、05/24(金)、06/14(金)、06/28(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,044円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目
04/12(金)
第1教室
①あづき(とんぼ)の歌
・万葉時代にも、昆虫は親しみのある動物と見られている。
・その中で、トンボは蜻蛉州(あきづしま)=「大和の国」、「日本国」のように、大きな名前として登場する。
・「あづき領巾」や、「あづき羽の袖」として、詠われている。
2回目
04/26(金)
第1教室
②こ・くはこ(蚕)の歌
・「魏志倭人伝」には、蚕を飼い糸を紡ぎ布を作ると記す。
・その養蚕は、今の皇居でも天皇家によって行われている。
・万葉時代は養蚕が盛んで、絹市場の様子を詠っている。

3回目
05/10(金)
第1教室
③こほろぎ蟋蟀の歌
・万葉時代、秋に鳴く虫の総称が「こほろぎ」であった。
・相聞歌では、こほろぎの鳴き声に刺激されて、思うに任せぬ恋に嘆息している。
4回目
05/24(金)
第1教室
④すがる(じが蜂)の歌
・万葉の野には、「ほととぎす」や「ひぐらし」と共に、「すがる」が音をたてて飛び回っていた。
・容姿の美しい乙女は、「すがる娘子」と詠われている。

5回目
06/14(金)
第1教室
⑤てふ(蝶)の歌
・ひらひらと舞う「てふ」の姿は、今でも、秋の虫の音と共に、季節の風物詩でもある。
・梅花の宴が開かれた太宰府で、天平の正月には、「新蝶」が舞っている。
6回目
06/28(金)
第1教室
⑥ひぐらし(蜩)の歌
・万葉時代、「ひぐらし」は蝉の総称であったと思われる。
・夏の相聞では、夕方に鳴く「ひぐらし」の声に寄せて、蝉の声以上に泣き続ける恋の切なさが詠われている。
お申込みの募集は終了しました 戻る
トップに戻る