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暮らしの学校 - 講座詳細

魚介類の歌
万葉集に学ぶ日本人の心
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講座番号:192-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれた、現存する日本最古の和歌集です。万葉時代の日本人達は、獣肉ではなく、魚貝類を好んで食していたようです。その名残りで、現在でも、海女さん達の漁や鵜飼い等として行われております。『万葉集』の歌を通して、その原風景を探ってみましょう。(主資料;「万葉集の食物文化考」池添博彦著、帯広大谷短期大学)

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
07/12(金)、07/26(金)、08/09(金)、08/23(金)、09/13(金)、09/27(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,044円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目
07/12(金)
第1教室
①魚貝類の概論と鯛の歌
*古典における魚介類関係の概論
*肴は酒菜で、その代表が魚うおであり、魚さかなと呼ばれる。
*魚の代表は、今と同じく鯛であり、鯛を願う歌が残る。

2回目
07/26(金)
第1教室
②鮎(年魚)の歌
*アユは、一年の寿命により、「年魚」とも表記される。
*「鮎」は、神功皇后の征韓の占い故事により、国字となる。
 山上憶良は、神功皇后の魚釣りの歌を詠んでいる。


3回目
08/09(金)
第1教室
③鯨(いさな)の歌
*鯨は哺乳類であるが、文字としては魚の王様であり、
勇魚いさなである。
*万葉人の近い存在として歌の枕詞に「鯨」が使われている。
4回目
08/23(金)
第1教室
④鮑(あわび)の歌
*新鮮な鮑は、御食つ国で海人達によって採取され、献上されて、天皇の御膳に上がる。山部赤人が、淡路の海人を詠う。
5回目
09/13(金)
第1教室
⑤馬蹄螺貝(しただみ)の歌
*しただみ貝は、地域によっては、貴重な食材になっていた。
*嫁さんが、母父に高杯の貝食を勧める様が詠われている。
6回目
09/27(金)
第1教室
⑥漁に関する歌
*漁に従事する人は海人と称され、女性は海女と呼ばれた。
*今でも行われている鵜飼いが、万葉歌の題材として残る。
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