暮らしの学校 - 講座詳細
最古の和歌集
万葉集をよむ
講座番号:231-270

講師:伊藤 亜希子
講座内容
万葉集は日本最古の和歌集です。万葉の時代、人々は四季の移ろいをどのように感じ、どのような暮らしをしていたのか。ことばの意味を丁寧に捉えながら、1回ずつテーマに沿って見ていきますのでどなたでも気軽に参加できます。
講座詳細
開催校
安城アンフォーレ校
回数
3 回
開講日
04/28(金)、05/26(金)、06/23(金)
時間
10:00 ~ 11:30
受講料
5,115円 (税込) [3回分]
持ち物
筆記用具
講座カリキュラム
1回目
04/28(金)
第2教室
高市黒人の歌
高市黒人は「三河なる二見の道」「年魚市潟」を詠んだ歌人で、三河行幸にも供奉しました。万葉集に十八首の歌が見られますが、すべて旅中の作で、旅の景物を詠んでいます。独特の旅愁を感じさせる高市黒人の歌をご紹介します。
2回目
05/26(金)
第2教室
山上憶良の歌
巻五の憶良の歌「貧窮問答歌」を取り上げます。当時の農民の暮らしが描かれ、貧者とさらに貧しい者が問答する形式で詠まれています。憶良の時世に対する批判を見ていきます。
3回目
06/23(金)
第2教室
元明天皇・元正天皇の時代
元明天皇と元正天皇は日本史上唯一、母から娘へと皇位が継承された二人の女性天皇です。万葉集中にそれぞれ、二首、五首ほど若が収められています。持統天皇から両天皇へ、時代背景とともに歌を取り上げます。