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暮らしの学校 - 講座詳細

万葉女流歌人・大伴坂上郎女(前半)
万葉集に学ぶ日本人の心
お申込みの募集は終了しました
講座番号:174-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

大伴氏は天皇家に仕える名門一族であると共に、特に万葉時代には、筑紫歌檀の大伴旅人、そして編集にも貢献した家持が有名である。しかし、史書には登場しないが、旅人の異母妹で、家持の叔母・義理母である、大伴坂上郎女が万葉集に登場する。女流歌人として最多の歌数を誇り、万葉の恋の遍歴を、色濃く今に伝えている。歌と共に、その背景をも探求したい。

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
01/12(金)、01/26(金)、02/09(金)、02/23(金)、03/09(金)、03/23(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,044円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目
01/12(金)
第1教室
①穂積皇子の寵愛
*推定年表;正史には登場しないが万葉集に諸事跡が残る。
*大伴坂上郎女は文武朝代の生まれとみられるが、妻・但馬皇女を亡くした穂積皇子に寵愛されて、十代半ばで結婚。
*皇子の寵愛ぶりが、歌の左注に記されている。
2回目
01/26(金)
第1教室
②恋の祭神歌
*坂上郎女の恋歌は、様々な歌の題材を取り込んでいく。
*神を祭る歌にも、具体的に恋の成就を詠い込む。
その歌では、斎甕〈いわいがめ〉を掘り据えて、逢いたいと祈る。
3回目
02/09(金)
第1教室
③新羅の尼・理願の死去
*天武紀に諸国家毎で寺(仏舎・仏像)を作り礼拝供養の詔。
*大伴家には、新羅の尼・理願が仏教の権威者として寄住。
*理願死去の時、坂上郎女が家刀自代理として挽歌を詠う。

4回目
02/23(金)
第1教室
④母・石川命婦の雅な風格
*母・石川郎女は、内命婦として朝廷にも出仕し、大伴氏の大
  家〈おほとじ〉として一族内に重きをなした。
*天皇への応詔歌を披露するなど、才気煥発な風格を持つ。

5回目
03/09(金)
第1教室
⑤藤原麻呂との恋の贈答歌
*穂積皇子薨後、坂上郎女は寡婦七年の忌明けを迎える。
*藤原四兄弟の末子、京職・麻呂は、黒馬に乗って郎女に逢い、七夕の恋を詠う。


6回目
03/23(金)
第1教室
⑥坂上郎女の怨恨歌
*愛と恋の遍歴を重ねる郎女は、万葉時代の男女の世界の縮図を感じさせる。
*中国の漢詩文学を身につけた郎女は、謎の怨恨歌を残す。

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