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暮らしの学校 - 講座詳細

万葉女流歌人・大伴坂上郎女(後半)
万葉集に学ぶ日本人の心
お申込みの募集は終了しました
講座番号:181-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

女流歌人として万葉の恋を色濃く今に伝えている郎女は、遊芸万葉歌サロンの主役でもある。天皇にも歌を奉る一方、大伴氏の刀自として一族の束ね役をこなす。氏上となる甥の家持は恋の遍歴を重ねながらも、郎女の長女・大嬢を正妻とする。郎女の歌芸は、家持に引き継がれて熟成していく。

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
04/13(金)、04/27(金)、05/11(金)、05/25(金)、06/08(金)、06/22(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,044円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目
04/13(金)
第1教室
①人間愛を込める贈答歌
*大伴坂上郎女を取り巻く人たちの人脈系図
*異母兄の宿奈麻呂と結婚し、二人の娘をもうける。
*郎女と愛の贈答歌を残し、宿奈麻呂は黄泉国へ旅立つ。
*聖武天皇と同年代の郎女は、天皇にも歌を奉る。

2回目
04/27(金)
第1教室
②遊芸歌サロンの女主人
*大伴家の束ね的存在である郎女は、当意即妙な相聞歌のやり取りをする、風流な遊芸歌サロンの女主人でもある。
*巻四に、恋のアヤを詠う相聞歌(教訓的な恋歌)が残る。

3回目
05/11(金)
第1教室
③駿河麻呂との贈答歌
*旅人の居る筑紫から帰京した郎女は、二人の娘を大伴一族に嫁がせる。大嬢を家持と、二嬢を駿河麻呂と。
*駿河麻呂が二嬢へ、家持が大嬢への求婚の歌が残る。

4回目
05/25(金)
第1教室
④自然を愛した郎女の独詠歌
*大伴家の所有する荘園に身を寄せた郎女は、自然の豊かさに感動して、季節の動きを捉えた贈答歌を詠む。
*巻八には、春夏秋冬の全ての部立てに郎女の歌が残る。


5回目
06/08(金)
第1教室
⑤娘大嬢に贈る歌
*氏の刀自を勤める郎女は、家持の正妻になった大嬢に、母の気持ちだけでなく、刀自の心をも伝えようとする。
*荘園に滞在する郎女が、在宅の大嬢に長歌を贈る。

6回目
06/22(金)
第1教室
⑥家持と大嬢の贈答歌
*京の郎女は、越中に赴任した家持と大嬢に、歌を贈る。
 この歌を最後に、郎女と大嬢は万葉集から姿を消す。
*郎女が腐心した、家持と大嬢の相聞歌が息づいて残る。

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