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暮らしの学校 - 講座詳細

大宰府の歌文化
万葉集に学ぶ日本人の心
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講座番号:193-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれた、現存する日本最古の和歌集です。九州地域は、日本列島の中で五畿・七道の西街道に所属し、東アジア大陸との文化交流の玄関口でした。その重要性から、遠の朝廷と呼ばれる大宰府を設置して国家体制を強化しました。『万葉集』に詠われている歌から、その大宰府圏の歌文化を辿ってみましょう。写真:大宰府政庁跡(史跡入口から政庁跡、後方に大野山を望む)

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
10/11(金)、10/25(金)、11/08(金)、11/22(金)、12/13(金)、12/27(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,230円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目
10/11(金)
第1教室
①大宰府の役割と梅花の宴の歌
*外国からの脅威に対抗して、朝廷直轄の大宰府を設置し、防人の派遣などにより、国内の防備を固めた。
*大宰帥・大伴旅人は西街道の国守達を束ねながらも、山上憶良達と歌文化の華を咲かせ、梅花の宴の歌が残る。

2回目
10/25(金)
第1教室
②国境である離島の歌
*中国正史の「魏志倭人伝」には、日本の古代の姿が載っている。対馬の、山険しく良田無い、姿は今も大きくは変らない。
*対馬の名木で作られた倭琴が大伴旅人と藤原房前を結ぶ歌が残る。


3回目
11/08(金)
第1教室
③金印出土の志賀島の歌
*古代から海上交通の要衝である志賀島には、海人族を祀る志賀海神社などの古い神社が残っている。
*志賀島は万葉集に、二十三首も詠われ、歌碑も十基立つ。

4回目
11/22(金)
第1教室
④古代の肥後の歌
*古代のヤマト政権は、景行天皇の頃に、九州方面に勢力を拡大したといわれる。行幸の石碑が水島に建立されている。
*風流侍従の長田王は、筑紫に派遣され神さびた水島を詠う。
5回目
12/13(金)
第1教室
⑤西海道の紫草の歌
*長屋王邸宅から出土の木簡に、京進された西街道の紫草が
 書かれている。高貴な染色の材料として使われた。
*恋の譬喩材料として、紫草が詠われている。

6回目
12/27(金)
第1教室
⑥山上憶良の挽歌
*西海道を通じた、大宰府から都への道のりは遠い。都への相撲行事の旅に同行した若者の死を、憶良が悼んで詠う。
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