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暮らしの学校 - 講座詳細

遣唐使・阿倍仲麻呂と詩歌の心
万葉集に学ぶ日本人の心
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講座番号:194-250
万葉集に学ぶ日本人の心
講師:鳴海 忠孝

講座内容

『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれた、現存する日本最古の和歌集です。仲麻呂は遣唐使として入唐後、科挙の試験に合格し、玄宗皇帝に仕え、その閣僚になる。万葉時代の平城京は人口十万人、唐の都・長安は百万人。晩年の帰郷もかなわず、異国の土となる。詩歌に囲まれた仲麻呂の心を偲ぶ。 主な資料:『遣唐使 阿倍仲麻呂の夢』上野 誠 写真:遣唐使船(約270トン、命がけで荒波を乗り越え渡航)

講座詳細

開催校
岡崎校
回数
6 回
開講日
01/10(金)、01/24(金)、02/14(金)、02/28(金)、03/27(金)、05/08(土)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
10,230円 (税込) [6回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。※3/13は休講となりました。補講日は、5/8です。⇒5/8分は返金させて頂きます。

講座カリキュラム

1回目
01/10(金)
第1教室
①新生「大宝律令」の子、仲麻呂
*万葉時代に、律令国家体制造りの「大宝律令が」公布。
*阿倍仲麻呂は、この年に誕生し、成長して大学で学ぶ。
*十五歳で即位された文武天皇の漢詩が『懐風藻』に残る。
2回目
01/24(金)
第1教室
②遣唐使として入唐
*東アジアでの地位向上の為に、国名を「倭」から、日出づる国
;「日本」に変更。その遣唐使に仲麻呂も選任される。
*元正天皇は「ますらを」達を鼓舞し、かつ引締める歌を残す。
3回目
02/14(金)
第1教室
③科挙への挑戦
*入唐した仲麻呂は長安の大学で学び、更に科挙を受験して
合格し、「校書」の官職に就き、友人の推挙で更に出世する。
*仲麻呂は中国名「朝衡」と名乗り、彼を褒め讃える詩が残る。

4回目
02/28(金)
第1教室
④知恵が救った四人の命
*皇帝の評価を得た仲麻呂は、秘書監として皇帝に近侍する。
*天平の遣唐使達は帰路に遭難したが、仲麻呂の支援により
  数名は奇跡的に渤海経由で出羽国に辿り着き、帰国。
*藤原大后(光明子)が遣唐使の無事を祈る歌が残る。
5回目
03/27(金)
第1教室
⑤仲麻呂の帰国許可
*万葉の代は、唐と同じく詩歌による君臣和楽の思想が普及。
*仲麻呂の帰国が、漸く皇帝から認められる。しかし、帰路に遭
難して、再び長安に戻る。
*帰国時、皇帝は送別の詩を詠い、仲麻呂は答礼詩を残す。
6回目
05/08(土)
第1教室
⑥「天の原」の歌
*唐は安禄山の乱で混乱し、仲麻呂は帰国が出来なくなり、
  70歳にて、唐土となる。
*古今和歌集には、仲麻呂の唯一の和歌 「天の原 ふりさけ
見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」が伝わる。
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