暮らしの学校 - 講座詳細
「依網原」 万葉歌と人麻呂の妻「依羅娘子」
万葉集に学ぶ日本人の心
お申込みの募集は終了しました
講座番号:211-250
講師:鳴海 忠孝
講座内容
『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれた、現存する日本最古の和歌集である。
刈谷市野田町に「依網原」万葉歌の歌碑がある。ただし、この「依網原」については、三河説と河内説があり定まっていない。物部氏の本貫地は河内の依羅で、物部の三河の地が依網と見られる。
人麻呂の妻「依羅娘子」の万葉歌や三河の物部伝承等から謎を紐解いてみたい。
・主な資料; 『人麻呂と妻―万葉集の謎』 山内のり江著 『人麻呂の実像』 大和岩雄著
講座詳細
開催校
岡崎校
回数
3 回
開講日
04/23(金)、05/28(金)、06/25(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
5,115円 (税込) [3回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。
講座カリキュラム
1回目
04/23(金)
第1教室
①「依網原」歌と万葉歌碑
*碧海郡依佐美ヨサミ村(現刈谷市野田町)に、万葉歌「依網ヨサミ原」の歌碑がある。
*「依網原」について、三河説と河内説があり定まっていない。
*万葉集の表記を参考に考察してみる。
*「依網原」について、三河説と河内説があり定まっていない。
*万葉集の表記を参考に考察してみる。
2回目
05/28(金)
第1教室
②物部氏の本貫地と東遷
*万葉時代の豪族・物部氏は河内・摂津が本貫地と見られる。
*その後、東遷して三河の地にも、真福寺(岡崎)や野田八幡宮(刈谷)などの足跡が覗われる。
*大友皇子の臣下・物部麻呂は、壬申の乱後も石上麻呂として持統天皇に従い、万葉集にも歌を残す。
*その後、東遷して三河の地にも、真福寺(岡崎)や野田八幡宮(刈谷)などの足跡が覗われる。
*大友皇子の臣下・物部麻呂は、壬申の乱後も石上麻呂として持統天皇に従い、万葉集にも歌を残す。
3回目
06/25(金)
第1教室
③柿本人麻呂と依羅娘子
*柿本人麻呂は初期万葉の最大歌人であるが、記紀に記述はなく、全くの謎の人物である。
*人麻呂は「いろは歌」の作者との説もある。
*人麻呂には数人の妻が想定されるが、依羅娘子だけが妻と明記されている。
*人麻呂は「いろは歌」の作者との説もある。
*人麻呂には数人の妻が想定されるが、依羅娘子だけが妻と明記されている。
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