暮らしの学校 - 講座詳細
巻十六「有由縁并雑歌」(1)男女の歌物語の由縁
万葉集に学ぶ日本人の心
8月25日以降にお申し込みください
講座番号:253-250

講師:鳴海 忠孝
講座内容
概要;『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれ、写本の形で伝存する日本最古の和歌集である。巻十五までの万葉集第一部は、宮廷における「雅な心」の歌表現の歴史とも言える。
しかし、万葉集巻十六の部立て標目は「有由縁并雑歌」であり、「無心所著歌」を初めとする歌々は反照的に「俗」なる歌が多い。万葉集に俗の味わいを添える巻十六の歌に万葉人の心を探求してみたい。
・主な資料; 『万葉集』巻十六について─「無心所著歌」を中心に─ 鉄 野 昌 弘
講座詳細
開催校
岡崎校
回数
3 回
開講日
10/24(金)、11/28(金)、12/26(金)
時間
13:30 ~ 15:00
受講料
5,620円 (税込) [3回分]
持ち物
筆記用具
教材費
参考図書:『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。
備考
訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。
講座カリキュラム
1回目
10/24(金)
第1教室
①悲運の桜児と蘰子の由縁
*巻十六の「有由縁并雑歌」の概説
*複数の男に求婚され、想い悩んで自らの命を絶えた娘子の歌で巻十六は始まる。
*複数の男に求婚され、想い悩んで自らの命を絶えた娘子の歌で巻十六は始まる。
2回目
11/28(金)
第1教室
②竹取の翁と乙女の歌贈答
*竹取の翁は、並ぶ者のない艶めかしさの乙女達に出遭う。厚かましくも美しい仙女に近づいた翁の釈明の歌に、九人の乙女は、夫々に翁に靡く歌で応える。
3回目
12/26(金)
第1教室
③陸奥での葛城王と采女の歌
*美男美女の愛情物語。
*葛城王(後の左大臣・橘諸兄)が辺境・陸奥国へ遣わされた時に、采女の歌が心を和ませる。
*葛城王(後の左大臣・橘諸兄)が辺境・陸奥国へ遣わされた時に、采女の歌が心を和ませる。
8月25日以降にお申し込みください
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