暮らしの学校 - 講座詳細

二人の皇子と伴に生きる額田王（後半）

万葉集に学ぶ日本人の心

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講座番号：232-250

講師：鳴海　忠孝

講座内容

『万葉集』は、奈良時代に万葉仮名で書かれ、写本の形で伝存する日本最古の和歌集である。額田王の願いを他所に、壬申の乱により、天智天皇の長子・大友皇子が滅び、大海皇子が天皇に即位。後に、娘・十市皇女は、急死する。祖母・額田王に支えながら成長した、孫・葛野王（十市皇女の子）は、持統天皇に仕え、活躍する。・主な資料；『額田王　この悲壮なる女性』　福沢武一　彩流社『女流歌人　額田王・笠郎女・茅上娘子　人と作品』　中西進編　おうふう　　写真；　額田王と大海人皇子の歌の贈答

講座詳細

開催校

岡崎校

回数

3 回

開講日

07/28(金)、08/25(金)、09/22(金)

時間

13:30 ～ 15:00

受講料

5,115円 (税込) [3回分]

持ち物

筆記用具

教材費

参考図書：『万葉集一日一首』花井しおり編(1200円)希望者のみ購入です。初回に講師より紹介あり、ご希望があれば購入いただくことが出来ます。

備考

訪れた歌碑の写真などを映像でも紹介する予定です。

講座カリキュラム

1回目

07/28(金)

第１教室

①近江遷都と額田王

＊近江遷都により、後宮で第二の人生を歩んだ額田王であったが、その動静は伝わらない。＊鏡王女と額田王は、二人で、秋吹く風に、それぞれの人生を感じて詠う

2回目

08/25(金)

第１教室

②天智天皇の崩御と壬申の乱

＊天智天皇の崩御で、額田王は第二の人生を終える。＊そして、娘（十市皇女）の父・大海皇子と娘の夫・大友皇子との、天智の後継者争いになる（壬申の乱）。＊十市皇女の病死には、額田王の挽歌は無く、高市皇子の歌が残る。

3回目

09/22(金)

第１教室

③持統天皇時代の額田王

＊持統天皇の吉野行幸時に、弓削皇子（天武の子）との相聞歌が採録されている。＊祖母・額田王に支えながら成長した、孫・葛野王（十市皇女の子）は、持統天皇に仕え、活躍する。

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