暮らしの学校 - 講座詳細

【はて、仏教の言う通りにそんなに簡単に問屋が卸すものか】 私たちがこんな人生を送りたいと思っているものは、もしかしたら生まれた時代でたまたま価値があるとされているだけのものかもしれません。このことに目をつむっていると、自分が本当に心からやりたいことに気がつかないで、死ぬ時に後悔するかもしれません。このことを向きあっているものが古今東西、おおぜい出ています。哲学、宗教、社会学などなどです。お釈迦さんに始まる仏教もそのひとつです。こんな生き方をしないといけないという縛りが解けると、心の声に促されて、他の人の人生でない自分の人生が開かれますよと仏教は言います。はたしてそんな人生が展開されるものなのか、仏教の言うことに耳を傾けつつも、たとえば年金だけでは暮らしていけない、そんな日々の生活を仏教のメッセージにぶつけるとどうなるか、考えてみませんか。